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こんにちは!今日は囲碁を通して自分を表現するということについて、少し書いてみたいと思います。

始めて間も無い私は、石の並べられた碁盤を見ても、そこから打ち手の考えや思いを知ることは出来ません。しかしやっている本人たちは、打ちたい碁が打てた、打てなかったと、勝敗同様打ち方についても強い関心を持っているようです。

”ゲームを表現する”、例えばこれはサッカーというスポーツにおいてもよく言われることです。シュートを決めるにしても、鮮やかなドリブルパスからの強烈な一発をお見舞いするということもあれば、相手のミスを誘ってから奪い取ってカウンターで決めるということもあります。あるいはそれらを鉄壁の守りで弾き返す。その表現されたサッカーというところに、プレイする者も観る者も魅力を感じています。囲碁にも同じく、碁盤の上でいかに表現されるかという観点から楽しめるゲームの要素が、たくさん詰まっているのでしょう。そしてそこに囲碁を通じた自己表現の可能性と多様性はあるのだと思いました。

私が教えてもらったことの一つに、「相手に響く碁を打つ」というものがあります。相手の碁石と積極的に関わっていくことで、相手の石が反応し碁盤が躍動する。互いに楽しく打つための心構えということだったと思いますが、それも互いに表現することを楽しむためにあるのかなと、少し感じた部分でもあります。

囲碁が勝負事であるのは確かですが、勝ち方にも負け方にもたくさんの種類があり、魅せ方がある。まだまだ囲碁の囲の字も知らない私ですが、これからその魅力に一歩ずつ迫っていきたいと思います。

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今日のCIO井場の創作詰碁

黒先白死

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Written by 鈴木敬宏 (現在 30級)

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